
四柱推命運勢編
十二運 衰の年の運勢
を解説します!
衰に当たる年と、衰の意味
・衰を人間のライフステージで例えると、「現役引退した老人」です。
・衰の意味は、保守、慎重、経験などがあります。
・衰の運勢の強さは「8」となります。強すぎず弱すぎずといった状態です。
・衰となる十二支は、以下の表のとおりです。
自身の十干 | 衰の年 |
---|---|
甲 | 辰年(2024年) |
乙 | 丑年(2021年) |
丙 | 未年(2027年) |
丁 | 辰年(2024年) |
戊 | 未年(2027年) |
己 | 辰年(2024年) |
庚 | 戌年(2030年) |
辛 | 未年(2027年) |
壬 | 丑年(2021年) |
癸 | 辰年(2024年) |
衰の年の運勢
・衰の年では、保守的となります。運勢はゆっくり衰弱していき、活力が低下します。行動も慎重となり、しっかり考えてから動くようになります。また、衰の年は、これまで行ってきたものを守る運気です。現状維持の時期です。
・衰の年は、冷静に物事を考えられる年となります。また、これまで経験したことを活かそうとするため、思考の幅が広がります。前のめりになることもないので、物事を俯瞰的にとらえることが出来ます。冷静で思考力が優れるので、動き回るよりは、指揮する立場のほうが上手くいくでしょう。
・衰の年は、落ち着いた日常となります。こだわりは少なく、周囲と衝突することはありません。波風立てずに、穏やかに生活を送れます。また、衰の運気は、忙しさに終止符が打たれることが多いです。この時期は、趣味を充実させることが出来る時期です。何かを勉強しても吉です。
通変星ごとの衰の運勢
・比肩の「出発の年」という要素が加わります。慎重になりつつも、何か始めていくときとなります。表舞台で華やかに始めるというよりかは、水面下でコツコツ何かを始めるといった始め方です。チャンスは少ないですが、その分邪魔も入りにくいので、何事も自分次第となります。
・劫財の「波乱の年」という要素が加わります。劫財の自己主張やアクの強さが上手く抑えられます。落ち着いて穏やかですが、やや情に流されやすくなります。金銭面での貸し借りは控えましょう。遊びやプライベートが充実する年となります。お金の使いすぎには注意です。
・食神の「安定した年」という要素が加わります。落ち着いた時期を過ごすことが出来るでしょう。こだわりはなく、何事もやる気は出てきませんが、何かと恵まれた時期です。周囲が気にかけてくれたり、趣味が充実したりします。積極性を意識すると、より発展していくでしょう。
・傷官の「破壊の年」という要素が加わります。思考力に優れ、頭の回転が速くなります。何かを学ぶのに良い一年です。殻に閉じこもりやすく、孤独となりやすいので、上手く自己表現できると良いでしょう。
・偏財の「行動の年」という要素が加わります。交友関係が広がる年です。特に、目上の方との交流に縁があるでしょう。目上の方の思考を吸収して、思考力が磨かれるときです。積極的に行動して吉です。
・正財の「コツコツ頑張る年」という要素が加わります。保守的な面が強く出ます。何事も慎重となるため、大きな失敗はしない一年となります。自分の興味あることをコツコツ極めていくと、より充実した一年となります。
・偏官の「多忙・行動の年」という要素が加わります。実行力と思考力のバランスが上手くとれる一年となります。仕事は出来る年でしょう。仕事がやや多忙となるので、仕事とプライベートの線引きをしたほうが、落ち着くでしょう。飲み会などは、断る勇気を持つことも大事です。
・正官の「責任感が増す年」という要素が加わります。思考力、判断力に優れた年となります。この判断をしたらどうり来駕展望していくか、といった先行きが読めるようになるので、効率的に行動していけるでしょう。無駄が少ない一年でしょう。
・偏印の「小休止の年」という要素が加わります。変わった思考となりやすいです。伝統的なものに興味を持つことが多く、何かを学んでいく一年となります。伝統的なものや、専門的スキルなどだけではなく、趣味などでも大丈夫です。打ち込むものがあれば充実した一年となります。
・印綬の「勉強の年」という要素が加わります。思考力に優れた時期です。物分かりが良く、勉強が出来る年になります。本を読むなど、日ごろから教養に触れることが、開運の鍵でしょう。
以上となります。
最後に占い記事を見た後に読んでほしい
占いを記事を見た後に最後に伝えたいことがあります。
・「占いを鵜呑みにしないでください。お願いします。」
理由は、
「占いは、人生を決めるものではなく、
考えるきっかけを与えるものだから」
です。
占いをすると良くも悪くも対策できます。
対策をもとに自分の人生を考えるきっかけとなります。
自分の人生を考えると決断に自信が付きます。
自信ある決断が人生を変えてくれます。
ただ、一方、
占いを鵜呑みにすると、占いの人生となってしまいます。
自分の人生に責任を負えなくなります。
人生が振り回されると結果的に満足する人生は送れません。
そもそも占いは当たるも八卦当たらぬも八卦です。
当たることもあれば当たらないこともあります。
占いは人生の絶対解ではないです。
だからこそ、占いに人生をゆだねるのではなく、
単なる考えるきっかけのツールとして使って頂けると幸いです。
当ブログの占いのアドバイスが
当たって、人生が好転したら嬉しい限りです。
外れて不幸が訪れたら、力になれず申し訳ない限りです。
この場を借りて、感謝とお詫びを申し上げます。
少し話は変わりますが、
当ブログ記事のような、
○○の星の特徴のような無料占い
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こちらにて当たりにくい命式は解説しているので、
是非、合わせてご覧頂けると幸いです。
最後にもう一度
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是非、考えるきっかけとして占いを使用してください。
最後までご覧いただきありがとうございました。