
こんにちは。もりちゃです。
あなたは、ストレスを解消しようとしたことはありませんか?


ストレスを解消したくても、上手くいかなかったことは
ありませんか?
そんなあなたに朗報です。
ストレスは解消しない方が良いのです!
今回は、ストレスを解消しないほうが良い理由
について、解説していきます!
・ストレス解消しないほうが良い理由を知れる
・ストレス解消が及ぼすリスクについて知れる
・より良いストレスの捉え方が分かる
・ストレス解消が出来なくて悩んでいる方
・ストレスが悪と誤認している方
・ストレスのより良い捉え方を知りたい方
参考文献
目次
そもそも、ストレス自体は体に悪くない
あなたは、ストレスをどんな風に感じていますか?


だいたいは、
ストレス=悪
ストレス=良い効果をもたらす
の二分されるのではないでしょうか?
ここで、面白い研究を紹介させてください!
「ストレスが健康に悪い」と思いこむと、死亡リスクが高まる
ことが証明された研究です。
・1,998年、アメリカで3万人の成人を対象に行われた調査です。次の2つの質問をしました。
「この一年間でどれくらいストレスを感じたか?」
「ストレスは健康に悪いと思うか?」
・8年後、質問と死亡リスクの相関結果が出ました。
「ストレスを強く感じていた方は、死亡リスクが43%高まった。」
「死亡リスクが高まったのは、ストレスが健康に悪いと回答した方のみ。」
この研究で重要なのは、
「ストレスが健康に悪い」と捉えていない人は、
ストレスが強くとも弱くとも、死亡リスクは変わらなかったのです。
つまり、ストレスが健康に悪いのではなく、
ストレスが健康に悪いと思うことが健康に悪い
ことが明らかとなったのです。
私たちは、ストレス自体に目を向けがちですが、
実は大事なのは、ストレスをどう捉えるか
だったのです。
このことから、
ストレスの捉え方を変えようとせず、
ストレス自体を解消しようとすることは、
根本解決になっていないことが分かります。
補足:ストレス自体に善悪はないと述べたものの、一部、以下のような危ないストレスというものはあると考えます。
「ストレスの強度が強すぎる場合」
「ストレスがいつまでたっても続く場合」
「自分ではコントロールできないものがストレスの対象の場合」
ストレスは回復がセットなので、回復反応があって初めて良く働きます。しかしこれらのストレスは、回復することが難しいです。このタイプのストレスについては、こちらの記事に記しています。
ストレスはリフレーミングして、より良く捉えてみよう!
前章では、ストレスは解消するのではなく、
捉え方を変えることがポイントだと分かりました。
捉え方を変える方法で、リフレーミングというものが存在します。
物事を違う視点から見ることで、
意味を変化させて、捉えることを指します。
これにより、ストレス=悪という捉え方を、
変化させてみましょう。
①:ストレスの元の事象(出来事)を明らかにする。
②:前提となる枠組み(ものの見方)を明らかにする。
③:フレームを変えて、悩みを見直す。
例えば、部活で嫌な練習があり、ストレスがかかっているとします。
これをリフレーミングするには、
①ストレスの元:嫌な練習
②今までの捉え方:嫌な練習は厳しい
③リフレーミング:嫌な練習は試合に役立つこと。乗り切った時強くなっているはず!
といった感じです。
ポイントは、ストレスがなんのためにかかっているのか
という目標を見失わないことです。
リフレーミングはこちらに詳しく載せています。
ストレス解消が危険な訳
前章では、ストレスをより良く捉える方法について述べました。
しかし、実際ストレスをより良く捉えられず、
辛くて逃げたい場合もあると思います。
もちろん、逃げることは大切です。
ただ、ストレスから逃げて解消することは、
それなりにリスクがあります。
リスク①:別のストレスが出来る
ストレスを解消するリスク①は、
別のストレスが出来ることです。

このように、1つのストレスを感じなくなっても、
別のことが気になってストレスとなることが多いのです。

リスク②:無気力となる
ストレスを解消するリスク②は、
無気力となることです。
そもそもなのですが、
「ストレス」と「意義」は密接に関わっています。
人は、どうでも良いことに対してストレスはかからないのです。
自分にとって意義のあるものだから、
ストレスがかかるのです。
例えば、受験勉強を想像してみてください。次の2人がいたとします。
受験合格のストレスが強くかかる方はどちらでしょう。


この2人の例だと、明らかに前者の方が受験にかかる
ストレス、プレッシャーは大きいでしょう。
この二人の差は、
受験に意義を見出しているか否かです。
つまり、意義があるからこそ、
ストレスが生まれるのです。
逆に、ストレスを解消することは、
意義を捨てることです。
これまで大切にしていた意義を捨てるので、
必然的に無気力になります。
上記の例を用いると、
ストレスから逃げるということは、
志望大学へ進んで理想の研究をすることを放棄することです。
言い換えると、
自分の夢や目標を捨てる行為だということです。
リスク③:根本解決となりにくい
ストレスを解消するリスク③は、
ストレスの根本解決となりにくいことです。
例えば、仕事が出来ないが故に、仕事のストレスをお酒で流す行為
を思い描くと分かりやすいです。
もちろん、必要以上に落ち込んだりする必要はありませんが、
このお酒への逃避といったストレス解消行為に、
ストレスを根本解決する要素(仕事が出来るようになりストレス低減できる。)
は含まれません。
ストレスの原因が仕事のスキルなら、
勉強してスキルを上げる、
部下の育成が上手にできないなら、
育成が得意な人に教えてもらう
など、
ストレスを根本解決するには、
結局ストレスに向き合うほかないのです。
とはいえ、ストレス耐性が弱ければ、ストレスから逃げてしまうことが起こり得ます。ちなみに、自分は18歳まで逃げてばかりでした。。。だからこそ、ストレス耐性を上げることは重要だと人一倍感じています。ストレス耐性の上げ方はこちらにて解説しております。是非合わせてごらんください!
ストレスには良い効果がたくさんある!
前章では、ストレス解消のリスクを述べましたが、
そもそもストレスには良い効果が大きく分けて2つあります。
ストレスの良い面を見ると、
そもそもストレス解消しなくて良い
と感じるかもしれません。
その効果とは、
「パフォーマンスの向上」と「自分の大切な価値観が分かる」
ことです。
メリット①:パフォーマンスの向上
ストレスのメリット①は、パフォーマンスの向上です。
火事場の馬鹿力を思い浮かべたら分かりやすいかもしれません。
(火事場の馬鹿力の例は次のようなものがあります。オレゴン州の10代の少女2人が1.3トンのトラックを持ち上げ、下敷きの父を助けました。このほかにも様々なニュースが出てくるでしょう。)
原因は、ストレスがかかると以下の状況になるからです。
アドレナリン・エンドルフィン・テストステロン・ドーパミン
など様々な脳内化学物質が分泌され、力が湧く。
オキシトシンが分泌されることで、
逃げずに立ち向かう勇気を与える。
このように、ストレスがかかると、
人は、力が湧いたり、勇敢になったりします。
結果的にパフォーマンスが向上します。
メリット②:自己分析できる
メリット②は、自己分析出来ることです。
そもそもストレスのもとは、
自分の大切な意義・価値観です。
意義・価値観を理解すると、何が自分を幸せにするかが分かります。
意義・価値観を理解すると、自分の理想が見えてきます。
意義・価値観を理解すると、自分の進みたい人生の道が分かります。
結果的に、幸せな人生を生きる手助けとなります。
ストレスを見つめなおすことで、
自分の意義や価値観を分析してみるのは、
いかがでしょう。
尚、詳しくストレスのメリットを知りたい方は、
こちらにまとめましたので合わせてごらんください!
まとめ:ストレスは解消せず、向き合って活かそう!
・ストレスは体に悪くない。
・ストレスの捉え方を良くすることが大切。
・ストレス解消は危険
「別のストレスの発生」
「無気力となる」
「根本解決できない。」
・ストレスは良い効果がある。
「パフォーマンスが向上する。」
「自己分析できる。」
是非、あなたも
ストレスは解消せずに、力に変えてみましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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